出演・参加料の話し

芸術

先日、楽器の演奏会があり、出演参加をしました。 自分がプロ(又は専門者、先生を含む)、またはゲスト依頼があって参加する以外は、出演者、演奏する者が出演料を支払う仕組みです。

全てにおいて

芸術関連すべてのお披露目において、出演・演奏参加できると云っても、プロやゲストで無い限りは出演料・参加料を払うという仕組みになっています。 それは、主催者をする人にしてみれば自己の経費開催・慈善事業で無い限り、経費(会場代、スタッフ、案内、チケット印刷代、宣伝など)は掛かるので、最低でも開催に掛かった経費分は回収しないといけないのです。 

出演・参加基準の重要性

出演の基準や選考、オーディションを設けて合格が参加させる会もありますし、希望者全員を参加させる会もある訳ですが、芸術を観たり、聴く側からすれば、楽しい事、日頃を忘れる時間、リフレッシュ時間であっても、出演する側からすれば成果発表の時間であり、自分が持っている技の真価が問われてしまう場ですから、一層の鍛錬と練習を行なって、今後の評価アップを目指していく訳です。 技が低レベルな会であれば、出演者自身の意欲も低下し、切磋琢磨の可否にも関わりますし、観客を入れている会なら、次回からは観客が来なくなってしまいます。

出演・参加者として

日頃から頑張って訓練をして、出演審査に合格して参加する事になったのに、なぜ参加料やチケットを自分で買わないといけないのか、といった単純な疑問が有りますが、スポンサー企業の有無とスポンサー金額の多い少ないもある事でしょう。また、無名の出演者に資金提供するスポンサーはいないでしょうから、参加する自分達で経費穴埋めするしか無い状態なのです。 無名だったり、趣味でやっているうちは自分で出演料を出して色々な会へ出演・参加を繰り返し、いずれ有名になっていくしか無いのです。

個々にとって

出演料は、ある意味、受験料の延長みたなものです。 例えやっている事が、自分の趣味として終わらせる事になっても、日頃の努力、経験した事から得た教訓を他に活かせたり、知り合い(仲間・人脈)も出来る可能性や、習ってきた世界に派生した職業に就くケースも皆無では無いので、何もしないよりは、出演料を払って、やってみる価値はあるのです。

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