無知の知 ~Άγνοια σοφίας~

生活

日本で「無知の知」という言葉は、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉だとされており、「自分は何も知らないということを自覚している」という意味を指すとされています。

賛同コミュニティ

世界がインターネットで繋がり、無料アプリをダウンロードするだけで投稿や意見を書き込む事ができるSNSが一般化したので、自分と同じ意見を持っている投稿者を探して、その投稿や意見を視たり、賛同でLIKEマークを付けたり、コメント返信、質問もできますが、どの情報に多く接触するかはSNSを使う個々人に委ねられているので、自分の考え方や信念に近い情報や意見に触れていく機会が多くなっていきます。そして、同じ意見に賛同して、SNSでシェア拡散していくこともあるので、同意見をもつ人のコミュニティが強化されていく傾向があります。

エコーチェンバー(共鳴室)

価値観の似たもの同士のネット上の共同体の中で、同じような意見のやりとり、コメントが返ってくるため、趣味やスキル等の範囲で上手く活用している分には相乗効果として非常に良い事ですが、思想や考え方を基にした活動となると、根拠に乏しいコミュニティ内の情報を真実だと見誤る可能性も発生していきます。こういった一連の状況がエコーチェンバー現象とも表現できますが、SNSの利用においては「無知の知」の観点に立ち返って、自分の知らない内容、教えについて、自分の時間の許す限り積極的に色々な違った投稿も視て、投稿者の教えや信条を汲み、自らの新たな知識とし、吸収したいものです。

投稿者の色々な試み

現在、SNSには文書系、チャット系、写真系、音声系、ライブ配信系、質問系、動画系などがあります、さらにそれぞれにおいて、ジャンルの特定、半特定、非特定の3パターンに別れます。もしも自分で投稿をはじめようと考えていたり、動画系で新たな探索をしてみようと考えている方がいれば、こういったyoutubeの投稿も参考になると思います。視聴についてはこちらからご覧ください。

「無知の知」については、自分が何も知らないという事を自覚し、その事に気付いていない他の者より自分が優れていると悟るもの、と解釈する向きもあるようですが、もっと謙虚な姿勢で知らないことを新しく学んで身につけていきたいものです。

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