収入の面でこの職業への就業を目指している学生さんや転職者は、多いと思う。
私は過去に20年間、この職に就いていて、現場担当の種類はすべて経験している。
MR(Medical representative)は、医薬情報担当者と言うが、ひと昔前の呼び方だと、プロパーということになる。 当時は医薬品の宣伝をする人という事で、プロパガンダ=プロパーとなったようである。
今でもドクターや医療従事者の中には「プロパーさん」という呼び方をされる方もいる。
MRの担当区分としては、大きく分けると次の3種類がある。 ①開業医担当 ②総合病院担当 ③大学病院担当 大きな製薬会社は、①②③ごとにきれいに分けて担当させる場合もあるが、製薬会社やその会社規模によって、この①②③を複合・混合的に組み合わせて一人のMRの訪問先に当てがうのである。
入社したばかりや経験が浅い場合は、まず ①開業医担当 からはじめて、②⇒③と経験させていく。
①⇒②⇒③と変化するごとに疾病に関する専門知識が高くなるので、MR経験値でそのようなルートを巡らせるのが一般的ではある。
この職業も、対ドクター、医療従事者向けの営業であり、取り扱い製品は、医薬品といった生命関連商品であるため、専門性、特殊性、がまん強さも必要であるが、他職業同様でサラリーマン的悩みは同じだ。
但し、MRへ転職した人は元の職業に戻ることも少ないので、専門性もあり、感謝される良い職業であると思う、目指している人は是非MRとなって国民の健康、薬剤治療に貢献してもらいたいものだ。
さらに詳しい話しは次号で。
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